REPORT

2018年活動報告

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2018.12.15
 
会員による発表大会&忘年会
 
1.日時:12月15日(土)13:30~17:00
2.場所:東京文化会館中会議室1(JR上野駅公園口前)
3.参加人数:26名
 
 発表項目
① 私の地図アプリ活用
個人で使用しているスマートフォンの地図アプリと活用方法を紹介。さらに、理想のアプリのコンセプトを考察。
② 市町村変遷データベース
全国の市町村変遷について、文献、官報などの資料を自宅のパソコンおよび地域の行政情報センター・図書館訪問によりデータベース化を行っている現状報告。
③ 新しい街歩きの形を求めて ~walk’in aboutからハイブリット巡検まで
案内者から参加者への一方通行的な巡検スタイルから参加者も自分で見つける新しいスタイルの街歩きを提案。
④ 公共旅客輸送における客貨混載について
全国の公共旅客輸送(列車、バスなど)で行われている客貨混載の歴史と現状を紹介し今後の課題についても考察。
⑤ 千川上水と上野の山
江戸時代中期、千川上水が現在の上野公園周辺まで流れていたことを自分で実際に歩き、加えて古地図・古文書を用いて考察。
 
忘年会
時間:17:30~19:30
会場:上野精養軒3153店 西郷さん銅像の下。
参加人数:21名
立食パーティー方式で、各自の2018年の地理活動について語り合い有意義な時間でした。最後に全員で集合写真を撮りました。
 
 


 
 


2018.10.6
 
港区(東京23区)巡検
日時:10月6日(土)
参加人数: 12名

巡検のテーマ・見どころ

「港区のランドマーク」
江戸時代から続く歴史を感じられるスポットが多くある港区。その港区のランドマークを巡りました。
「都心の再開発の歴史と現況」
バブル崩壊後の都心回帰を契機とした再開発の様相を観察しました。現在再開発に向けて地上げがされている地域、日本最初の複合再開発施設、公営住宅の再開発などを巡りながら、再開発される地域の条件・再開発が地域に与える影響を読み解きました。
「武蔵野台地下末吉面の地形」

武蔵野台地下末吉面の谷地形を感じることで、台地の成り立ちを学びました。
 

巡検行程

巡検移動距離及び経過時間:約8km(徒歩)、7時間30分
① 大門   9:30 地理の会 巡検スタート
 
② 芝公園:👟徒歩
 
③ 増上寺:👟徒歩
 
④ 東京タワー:👟徒歩
 
⑤ 虎ノ門・麻布台再開発準備地区:👟徒歩
 
⑥ アークヒルズ:👟徒歩
 
⑦ 六本木一丁目駅:👟徒歩
 
⑧ 麻布十番駅:🚇東京メトロ南北線
 
⑨ 麻布十番商店街:👟徒歩 
昼食
 
⑩ 六本木ヒルズ:👟徒歩
 
⑪ 東京ミッドタウン:👟徒歩
 
⑫ 青山墓地:👟徒歩
 
⑬ 都営青山北町団地:👟徒歩  17:00 地理の会巡検 ゴール
 
行程地図


画面をクリックするとGoogle Mapが開き、①〜⑬の位置を確認できます。
 
行程地形図

当日の歩行記録をiOSアプリ「スーパー地形」を用いて表示。
 
 


2018.9.1
 
講演&交流会
 
1.日時: 9月1日(土) 14:00~17:00
 
2.場所: なかのゼロ(もみじ山文化センター) 学習室B
 
3.参加人数:19名
 
13:30~15:00 講演
テーマ: 歴史的大規模土砂災害地点(地震災害)を歩く
 
講師:  井上公夫さん
一般財団法人砂防フロンティア整備推進機構技師長。
1948年東京都生まれ。東京都立大学理学部地理学科卒業。
日本工営株式会社を経て現職。農学博士(京都大学)。
専門は防災地形学、歴史地震、土砂災害史。
所属学会は砂防学会、日本地すべり学会、日本応用地質学会、歴史地震研究会など
 
内容: 過去に起きた大規模土砂災害について,災害の背景となった地域の歴史を含め現地調査を行った結果のお話しでした。災害に学び、対処方法なども学び、豊富な資料とわかり易い説明で自然災害の凄さを改めて知りました。
 
著書:
「歴史的大規模土砂災害地点を歩く」 丸源書店発行
https://isabou.net/knowhow/colum-rekishi/book/
 
「関東大震災と土砂災害」 古今書院発行
http://www.kokon.co.jp/book/b146850.html
 
15:15~15:30 地理の会 今後の予定について
 
15:30~16:50 交流会
 
懇親会
 

 

2018.7.14
 
神奈川県松田町・山北町 巡検
日時:7月14日(土)
参加人数:14名
巡検移動距離及び経過時間:29.2km (👟徒歩、🚃電車、🚕タクシー及び🚌路線バス)、 7時間56分 
巡検行程:
①小田急線 新松田駅
9:31 地理の会 巡検スタート
②西平畑公園:🚕タクシー
富士山や相模湾を一望できる「展望台」がある公園でした。公園内には、みかん狩りができる内藤園があり、オーナーの方から直接、お話を聞くことができました。
③三角土手(酒匂川・川音川合流点):🚕タクシー
川音川と酒匂川の合流地点です。江戸時代に洪水で十文字土手が流された後に築かれました。明治40年の洪水で流され原形をとどめていませんが、今は、公園となっています。
④矢倉沢往還(大山街道):👟徒歩
江戸時代に整備された街道で、江戸赤坂門から相模国、足柄峠を経て駿河国沼津宿を結び、東海道の脇往還としても機能していた。今回、歩いたところは、住宅街で、昔の痕跡としては、地蔵などがあったが、どのような言い伝えがあったのか確認はできなかった。
⑤川音川 文久橋:👟徒歩
「かながわの橋100選」に選ばれている橋です。全長108m、橋には大名行列を題材にしたレリーフがあしらわれていました。橋のたもとの気温表示は、33度を表示して真夏の暑さでした。富士山も眺望できました。
⑥延命寺:👟徒歩
開基は、小田原北条氏家臣の遠山丹羽守直景で、時代劇で有名な遠山金四郎は、直系に当たります。
⑦松田町民センター:👟徒歩
松田町出身、渡辺元智横浜高校元監督の資料見学しました。
⑧二宮尊徳誕生地道標・御木本幸吉記念碑:👟徒歩
真珠の養殖に成功した御木本幸吉によって整備された二宮尊徳の誕生地を訪問(松田駅より約6キロ)するための道標がありました。
⑨馬車道:👟徒歩
松田駅からの乗合馬車事業が、大正時代繁栄して、松田駅付近の矢倉沢踏切を渡った通りは、馬車道と呼ばれていた。
⑩中澤酒造:👟徒歩
1825年(江戸時代)創業。主要銘柄は、「松美酉」です。
昼食 小田急新松田駅近く イタリアンレストラン ホノボーノ
⑪JR東海 松田駅:👟徒歩 
明治22年、東海道線として、開業。山北行きの電車待ちの間、JR東海御殿場線乗入れの小田急「特急ふじさん」の上り電車を見ることができました。
⑫JR東海 山北駅 :🚃電車
明治22年、東海道線として、開業。東海道線として運営されていた頃は、山北機関区を擁する山越えの拠点駅で鉄道の町として栄えた。
⑬山北町鉄道資料館:👟徒歩
2017年8月26日に、山北駅近くにオープンした。鉄道関係の資料、国鉄時代の貴重な品々を展示。スタッフの方よりお話しを聞くことができました。
⑭SL広場 :👟徒歩
1970年7月21日に開園した鉄道公園内に、蒸気機関車D52の70号機が静態保存されている。
⑮アサヒビール神奈川工場ビ-ル園(懇親会)🍻:🚕タクシー
(ビール園を希望しない人はJR東海 山北駅解散)
⑯小田急 新松田駅 :🚌路線バス
17:28 地理の会 巡検 ゴール
 
行程地図


画面をクリックすると、Google Mapが開き、①~⑯の位置と写真を確認できます。
 
行程地形図 

当日の行程ログ記録をiOSアプリ「スーパー地形」を用いて表示 
 


2018.6.24
 
講演&交流会
1.日 時    
6月24日(日) 
28名参加
15:30~16:00 今後の行事予定について、連絡事項
16:00~17:55 講演
 
2.場 所
東京都渋谷区代々木2-4-1THビル2階
 
3.講 師
地理の会メンバー 神奈川大学非常勤講師 藤岡換太郎先生
 
4.内容    
「ビッグヒストリーと地学ー地形や地質を楽しむために知っておくべきことー」 
地球はいつどうしてできたのか。地球にはほかの星とは違う特徴があるがそれは何なのか、地球の歴史の中で起こった大きな事件は何なのか、そして今考えられている地球の原理、プレートテクトニクスについてのお話でした。私たちが地理学を学んでいくためには地球に関する基本的な事柄を知っておくことが重要です。今回は膨大な地球学の話題をまとめてお話しして頂き、大変興味深いテーマの講演会でした。
 


 
 
5.情報提供     
講談社ブルーバクスには藤岡先生の著作4部作があります。どれもわかりやすい解説書です。今回の機会にぜひ手にしてください。
『山はどうしてできるのか』、『海はどうしてできるのか』、『川はどうしてできるのか』、『三つの石で地球がわかる』
 


2018.4.14
 
茨城県 水戸市 巡検 
日時:4月14日(土)
参加人数:16名
巡検移動距離及び経過時間:21.9km 徒歩及び路線バス、6時間26分
巡検行程:
①水戸駅南口
10:30 地理の会 水戸巡検 スタート
② 茨城県庁舎 
路線バス利用、水戸駅北口⇨🚌⇨茨城県庁
茨城県庁 高さ25階建て高層ビルで、県内随一の高さ。
地上108mの展望ロビーより南は筑波山方向、北は水戸市街、東は大洗から太平洋が望めます。
③水戸駅
路線バス利用、茨城県庁⇨🚌⇨水戸駅南口
昼食 水戸駅周辺
④茨城県庁三の丸庁舎(旧県庁本庁舎、現庁舎との対比などを行う)
⑤水戸水道低區配水塔(近代水道100選、国登録有形文化財)
⑥那賀川河川敷等地形観察(水戸の地形の成り立ち)
⑦水戸市立博物館(鉄道関係の展示が充実)
⑧水戸市中心市街地
老舗和泉菓子店(水戸銘菓)
木村屋(パン屋)
⑨昭和戦前期以前の建築物を保存・復元した泉町会館
⑩旧川崎銀行水戸支店
現、三菱UFJ銀行水戸支店
路線バス利用、泉町三丁目⇨🚌⇨水戸駅北口
⑪ 水戸城址
土塁、空堀など
⑫ 水戸黄門神社
徳川義公(水戸黄門)生誕の地
⑬ 水戸駅北口
16:56 地理の会 水戸巡検 ゴール
 
 行程地図

画面をクリックすると、Google Mapが開き、①〜⑬の位置と写真を確認できます。
行程地形図


当日の歩行ログ記録をiOSアプリ「スーパー地形」を用いて表示
  


2018.3.31
 
地理の会とお茶の水女子大学とのコラボ巡検実施
 
地理の会では先週3月31日(土)に東京・茗荷谷駅周辺でお茶の水女子大学とのコラボ巡検を実施しました。
これはお茶の水女子大学から提案があり、GPSを用いた音声ガイドによって街歩きをするという実験に参加を要請されたものです。
地理の会からは昨年11月に開催した「文京区巡検」に参加した中から4名が出席しました。
 

  • 当日の実施内容

10:00-12:30 地理の会による通常型の巡検(小日向台中部・南部)
12:30-13:30 昼食
13:30-15:00 お茶の水女子大生による自動音声システムを活用した巡検(小日向台北部・護国寺)
15:00-16:30 大学教室にてグループワーク
 

  • 参加メンバー(13名)

・お茶の水女子大学(6名)、NPO・市民科学研究室(3名)、地理の会(4名) 
 

  • 巡検コース 

・午前の部 (通常型の巡検:地理の会担当)
茗荷谷駅10:00 → 拓大脇 → 貞静学園付近(「大塚」地名発祥の地) → 小日向台児童遊園 → 小日向住宅地 → 鳩山会館裏 → 鼠坂 → 音羽通り → 鷺坂 → 総合福祉センター(旧神田上水路、旧黒田小学校) → 服部坂・薬缶坂 → 小日向公園 → 切支丹屋敷跡 → 丸ノ内線ガード → 藤坂 → 春日通り → 播磨坂 → 極楽水跡 → 茗荷谷駅 12:30
 
・午後の部 (音声ガイドによる巡検:お茶の水女子大、市民科学研究室担当)
茗荷谷駅 13:30 → 茗荷坂 → 拓殖大東門の茗荷谷地名発祥の地 → 春日通り → お茶の水女子大学 → 富士見坂 → 護国寺 → 音羽川暗渠 → 陸軍境界石 → 音羽通り → 切通しの坂 → お茶の水女子大学 14:45
 

 

  当日の歩行ログ記録をiOSアプリ FieldAccess2/スーパー地形 を用いて表示
 

  • グループワーク (15:00~16:30)

音声ガイド巡検に参加した感想、意見、今後の活用方法などの議論
 
*写真は、スマホでコントロールしながら携帯用スピーカーで音声ガイドを聞いている当日の状況です。イヤホンの使用も可能とのことでした。

 

*音声ガイドによる現地ガイドは現在大学のキャンパスツアー、歴史的建造物での説明、植物園での屋外説明、懐かしい思い出を語る街歩き、等、さまざまな分野で活用が広がりつつあるそうです。
 


2018.3.3
講演及び交流会
 
1.日時  
3月3日(土) 21名参加
14:00~15:50 講演と質疑 「帝国書院100年のあゆみ」
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 ショート発表、
1)「最近の中国事情」
2)「松浦武四郎生誕200年メモリアルイヤー」
3)次回行事案内「4月水戸巡検の紹介、概要説明」

メンバー交流
 
2.場所
田町(三田) 会議室「ビズトレ!」
 
3.内容
「帝国書院100年のあゆみ」 帝国書院株式会社 村田悦和様
(地図帳や教科書で私たちにもなじみ深い帝国書院さんが昨年2017年に創立100周年を迎えました。創立者・守屋荒美雄氏がなぜ「帝国書院」を創立するにいたったのか、どのような事績を残しそれを現在まで同社がどのように引き継いできたのか、などについて帝国書院の講師からお話を伺いました。)
 
 
 

 
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